うつ状態の頭のなか
正直に言う、
これを文字化するかどうか悩んだ
理由は3つ
- 人間は言葉の「解釈」を間違えるから
- 言語化する能力が僕にあるかどうか不安だから
- 浮かんだ言葉に支配されてしまうから
文字だったり言葉だったり、
そういった優しさや愛情が
少しだけ、ほんの少しだけ
「尖って聞こえている」
そんな感覚になる
言い方を変えたら
「少し敏感になっている」
って言った方がしっくりくる
こういった言葉を実際に口に出せない
頭にある文字を口にすることが出来ない
素直に伝えられない
どうして？
「言葉を発した後の事まで考えてしまうから」
「上手く言えない、ちゃんと伝えられないっていう
恐怖心が心を蝕んでいるから」
これはもしかしたら僕だけかもしれないし、
僕以外にもいるかもしれない
「話せるようになったら話して」
「自分のタイミングで大丈夫だよ」
そう言ってくれる人って実際にはほとんどいない
「心配している」が他人の心に
ズカズカ入ってきていい理由にはならない
「ちゃんと話して」が心をえぐっていることを
その人達は考えたこともない
なんでって？
「普通」だからだよ
愛情だったり、友情だったり、
自由だったり、ゆとりだったり、
「満たされている人」ほど
本や誰かから聞いたことを鵜呑みにして
そのまま実践しようとする
満たされていない人達の全てが本に書いてあるのか？
満たされていない人達の全てが言葉になっているか？
上辺だけの薄い言葉なんていらない
筋書通りの文字なんてくそくらえ
悩んでいる人は
「満たされていないから悩むんだ」
必死に
「満たされようとしているから苦しんでいるんだ」
「心配してくれ、なんて誰も頼んでない」
「話せるタイミングをこちらに譲ってくれ」
「なんでそっちの都合の良いタイミングに合わせなきゃいけないんだ」
こんなことも伝えられない苦しみが分かりますか？
頭が常に機能していない感覚
味覚が狂ってしまったような錯覚
呂律が回らない
声の出し方が分からない
人の眼が見れない
こんなに重なる苦しみを
今まで1度でも味わったことがありますか？
こういった負の言葉に支配されるんです
1日の間に何回も何回も何回も何回も何回も何回も何回も
そう思っていなくても自然とそう思ってしまう
目に映る全てが、心に浮かぶ全てが
黒く見えてしまうんです
この文字を打つことが
心に同じ文字を刻み込んでいるのと同じなんです
だからあまり考えないようにしているんです
だから、もしあなたの近くに僕みたいな人がいたら
そっとしておいてください
自分の足でもう一度立ち上がる
その準備をしてる
今の僕も目の前は闇しか見えないけど
もう一度立てる、またやり直せる、
そう信じて闇を見ています
