28歳ゆとり世代、うつ病になりました。

28歳ゆとり世代、うつ病になりました。

最後に感じてしまった現実

正式に休職する運びとなりました

 

今日の11:30頃、勤務先の上司が自宅訪問

 

上司が持参した休職願とその他の用紙にサインをし

傷病手当金の申請についてざっくりと説明を受け、

【月1回の訪問+1か月毎に診断書の提出】という指示のもと

正式に休職が始まった

 

家族以外と直接話をしたのは何時振りだったんだろう

 

コンビニの店員さんかどこかの従業員さんくらいとしか

まともに会話が出来なかったこの数週間

 

さすがにほとんど自宅に引きこもっていると

今までどうやって会話をしていたのか本当にその感覚が分からなくなる

 

トータルでちょうど1時間くらいの自宅訪問だった

 

僕の親父は大工がだったこともあり、

親父は家でよく図面を見ながら鉛筆で何かを書き込んでいた

 

そんな親父の血のおかげなのかなんなのかしらないけど

僕は家の図面が読める

 

ちなみに水道管とかの配管図とかも読める

それは以前務めてた会社のおかげ

 

話が逸れた…

 

僕は数年前から分譲マンションに住んでいる

少し前から流行っている、中古物件を改修して販売する

いわゆる「リノベーション物件」に住んでいる

 

少しだけ図面が読めるので

 

ここの壁は無くして、とか

ここにもテレビ線を伸ばして、とか

キッチンの配管を太くして埋め込み式の食洗器を導入して、とか

エアコンの配線を天井裏を通して増設、とか

天井の高さを少し落としてダウンライトを埋め込んで、とか

 

「誰でも長く住める家」をとことん追求した

 

物件を購入するのと同時に

工事に携わった施工会社に再度リノベーション工事をお願いした

 

僕の住んでる家はリノベーション物件をリノベーションした物件だ

 

いや、リノベーションリノベーション物件だ

 

話がだいぶ逸れてしまった…

 

時を戻そう

 

訪問してきた上司とそんな話をしたり、

毎日どういう風に過ごしてる?とか

少しは外に出ているのか?とか

多分、1時間くらい他愛ない会話をした

 

目を見て話しが出来なかったことが少し心残りだけど

少しだけ以前の感覚に触れることが出来た気がする

 

最後に一言だけ

 

今の僕と同じように

「鬱」に苦しんでいる人、悩んでいる人

 

仕事だったり、生活だったり、

何らかの理由でそういった「心の病」を

患ってしまった人たちに

僕から一言だけ伝えたい

 

上司と話の聞いて、少しだけ話をして

確信を持てたことが一つだけある

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僕(キミ)がいなくても会社は回ってるよ

 

僕(キミ)がいなくなっても代わりの人に任せるだけだよ

 

僕(キミ)の事を『本気で』心配してくれている人は

僕(キミ)が『倒れてしまったその日』に心配してくれているよ

 

これはどちらの意味でも捉えられる

 

『現実』はとても優しくて、

『現実』とても残酷だ

 

これが『現実』だよ