28歳ゆとり世代、うつ病になりました。

28歳ゆとり世代、うつ病になりました。

最初に感じた「優しさが痛い」という違和感

最初は正直なところ夏風邪か熱中症かなー?くらいの感覚だった

身体が怠くて
食欲も落ちて
胃の辺りがズキズキしてて
少し目眩がしたり

頭がぼーっとしたり、

仕事やプライベートにあまり身が入らなかった


以前から「30歳に近づくにつれて身体って変化していくからそれに慣れた方がいい」


あーまさにそういう事なんかなぁ

それに急に36度近くまで気温上がってるしなぁ

身体がついてこなくなったのかなぁ


そんな感じに思ってた

 

今年は梅雨が長く、突然夏がやってきた様な天候だった事もあり、きっとそうだろうと思い込んでいた

 

当時はそんな「ありきたりな倦怠感」みたいな感じだったけど、これが2週間ほど慢性的に続いた

 

いや、何かおかしい…

 

熱中症だったら2週間も続くはずがない

 

咳も出てないし、喉が痛い訳でもない

ましてや熱がある訳でもないし…

 

日に日に少しずつ、

本当に少しずつ症状は悪化していく

 

そんな風に感じ始めた時には

 

「人の目を見て喋れない」

「一定の呼吸が上手く出来ず、乱れる」

「身体が突然重力に強く引っ張られる様な感覚」

「数カ所の内臓を握り潰されるような痛み」

 

僕は18〜19 歳の頃からなんらかの精神疾患のようなモノを患っている事は薄々感じていた

 

昔からネガティブになる事の方が多かったし、

そんな自分とも上手く付き合ってきたつもりだ

 

人より痛みや体調の不調に敏感な僕が未だかつて経験したことのない「ある異変」があった

 

それは他人から心配される「優しさ」が

僕の心臓をえぐられる様な感覚になってしまった、ということ

 

「体調悪いのか?」

「なんかあったんですか?」

「相談とか全然乗りますよ」

「話したい事とかあったら全然言ってください」

 

家でも仕事場でもSNS上でもどこにでもある「普通の会話」をする度に胸が締め付けられた

 

息が苦しくなった

 

吐き気がした

 

若干の苛立ちを感じたこともあった

 

せっかく気遣ってくれたのに

「大丈夫です」

「本当に困ったら頼らせていただきます」

 

そんな普通の返答をする度に更に深く潜っていくような感覚を味わった

 

言葉で説明するのは難しいけど文章にするとしたらこんな感じだった

 

そう、「優しさが痛い」と

感じてしまうようになっていた

 

いまの僕は普通じゃない

いまの僕はまともな精神状態じゃない

これ以上誰かに迷惑かける訳にはいかない

 

 

 

もう1人では立ち直れないかもしれない

 

 

 

それが受診を決めた1つのキッカケだったのかもしれない

 

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