28歳ゆとり世代、うつ病になりました。

28歳ゆとり世代、うつ病になりました。

独りでは生きていけない、僕の場合は

勤めていた会社を休職して

ちょうど1週間になった

 

今の心境を整理しておこうと思う

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診断の結果、

仕事量の急増と将来への不安が根本的な原因ではないか

という仮説が立ち、

職場と少し距離を置いた方がいい

という結論に、

診断書を出してもらい会社に提出をし、休職に至った。

 

というのが全体の流れ

 

今の心境としては…

何も変わっていない

が正しい回答だと思う

 

先日、仕事上たくさんの得意先を抱えている街に行ってみた

 

足取りは重かったし、特別な目的があったわけじゃない

 

そこに行けば何かあるかも、

見えなかったモノが見えてくるかもしれない

 

そんなドラマのようなことがあるんじゃないかと

頭の片隅に思いながら足を運んだ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

何も感じなかった

 

むしろ息苦しく感じた

 

またこの街に

いち会社員として戻ってくるかもしれない

 

そう考えたら吐き気がした

 

不思議な感覚だった

 

店舗の場所も

どこに何があるっていう自分なりのマップも

頭に浮かんでた

 

ここにはまだ入ったことのない洒落たレストランがあって、

ここはいつも人がたくさんいて、

あそこは最近できた新しいコンビニがあって…

 

よく分からないけど胸が苦しくなった

無性につらく感じた

 

こんなことを書くべきではないとは思うが

元の生活に戻ることが少しだけ恐怖に感じてしまった

 

ここに戻ってきてしまったら

今みたいな状況にまた立たされるかもしれない

 

在りもしないような空想の未来を想像してしまった

 

表現は自由だ、と人は言う

個人は尊重されるべきだ、と人は言う

 

そのどれもが僕が作り出した言葉じゃない

誰かが作った言葉や気持ちを自分の言葉に変換して

独りで生きてきたつもりになってた

 

周りの人が見えなくなっていた

周りの声が聞こえていなかった

いまは何も聞こえない

 

目にしたり、触れてきたりしてきた

たくさんの本や文字、たくさんの映像や作品

 

そこに多くの名もなき偉人たちが関わっている

 

その日まで知らなかった誰かから

たくさんの「なにか」をもらっていたのかもしれない

 

これに気づけたことが

1番の発見だったのかもしれない